ミニマリストとは。モノの無い暮らしのメリット3選。

モノやサービスに溢れる現代社会。そんな世の中だからこそ、必要最低限の持ち物で暮らし、モノを持たずに暮らす人々が注目を集め始めました。
そんな中、最近は“ミニマリスト”という言葉をよく聞くようになりましたよね。「同じ服しか着ない人」「節約家で気難しい」「家は何もない仙人暮らし」などなど、さまざまな意見が飛び交っています。
そこで今回は、ミニマリストである筆者が、ミニマリストとは何なのか、そしてミニマリストのメリットやデメリットを紐解いていきます。
・ミニマリストとはなんなのか。
・僕が思うミニマリズム。
・ミニマリストのメリット。
・僕がミニマリストになった後の娯楽費の変化。
ミニマリストとは。

モノを必要以上に持たず、生活に必要最低限なモノだけを持って暮らすのがミニマリストです。
もともとは、アメリカのとある政治経済学者の方が、「ボランタリー・シンプリシティ『外面はシンプルに、中身は豊かに生きる』」というものを提唱します。
それからあれやこれやと研究が滞ったり進んだりして、「モノを最低限に保ちながらも豊かに生きる者」つまりミニマリストが生まれたわけです。

物事を本質的に捉え、必要のないモノは身の回りに置かない。

それによって、自分の大事なモノに集中するんだよね。

その通り。つまり豊かであるのが大前提ってわけだよね。
ミニマリスト(Minimalist)=Minimal(最小限)+ ist(主義者)
自分の大事なモノに集中し、それ以外を省くこと。
僕の思うミニマリスト

「モノを必要以上に持たず、生活に必要最低限なモノだけを持って暮らすのがミニマリストです。」
とは言ったものの、その必要最低限の基準は、人それぞれです。
その人のライフスタイルによって、必要なモノは変わります。その人の好みによって、必要なモノは変わります。
「ミニマリストだからこうだ」「ミニマリストはこれを持ってはいけない」などといった基準もありません。
むしろ、個性をもっともっと出して良いと思います。自分の趣味や好きなことのために、それ以外を省き、集中させる。
極端に言えば、オタクのようになれば良いとさえ思っています。笑

グッズは必要ないけどね。
ここで言いたいのは、自分にとってポジティブになれるモノや、気分の上がるモノを無理に手放す必要はないということ。
「ミニマリストだからモノを減らさなきゃ」という強迫観念にも似た思い込みに囚われることはないということです。
しかし、本当に必要なモノは、極わずかであるのも、また事実です。
その本質を見抜き、余計なこと・モノに囚われず、自分にとって本当に必要なモノや、お気に入りのモノなどを大切にして暮らしていくのが、ミニマリストです。

モノが少なくても、豊かじゃないならミニマリストじゃない。
必要なモノだけを残し、それを長く大切に使っていくのがミニマリストなのです。
漠然とモノを保有するだけで、押し入れの奥底にモノを追いやっている人たちと、一体どっちがモノを大切にしていると思いますか?
①モノを捨てない代わりに、モノが多すぎて管理ができず、放置しているモノがたくさんある人。
②必要ないモノは手放し、使うモノだけを置いて、大切に管理している人。
あなたは、どちらがモノを大切にしていると思いますか?
ミニマリスト・みくと

筆者のみくとは、気がついたらミニマリストのようになっていました。
本格的にモノを厳選し始めたのは、ミニマリストという言葉を知った19歳の頃です。
その頃にはすでにモノはありませんでしたが、ソファ、イスなどを手放したりしました。
そんな僕が、ミニマリストのメリットを3つ、紹介したいと思います。
また、最後には僕がミニマリストになってどのくらい出費が減ったのか、経済的な効果を詳しく公開したいと思います。

ミニマリストになって、だいぶ出費が減ったよ。
ミニマリストのメリット1:150時間以上の節約

ミニマリストは時間をたくさん持っています。
皆さんが家で探し物をするのは、モノがどこにあるのか分からないから、
はたまたモノが多すぎるからだと思います。
人生において、探し物をする時間はもっとも無駄な時間です。
その時間は年間平均150時間とも言われています。

故に最低限のモノで暮らしているミニマリストは、
どこに何があるのか把握しており、また見つけやすいのです。
自分が本当に気に入っているモノ、本当に必要なモノであるから、
しっかりとその存在を認識しているんです。
そうすると、人生で最も無駄である探し物をする時間は消え、
これによってミニマリストの時間は150時間増えます。

また、必要最低限のモノで暮らす代わりに、
モノを長く大切に使うため、買い物も必要最低限になり、
目的もなくショッピングする時間は消えます。
家にあるモノをしっかり把握しているので、同じモノを買わなくなります。
人付き合いも厳選して、無駄な飲み会や、よく分からない友達との食事もなくなり、その時間も増えます。
さらにテレビも見なくなり、テレビを見ていた無駄な時間がなくなります。
これは相当大きな時間です。
このように、ミニマリストはモノを厳選することで、
時間富豪
になれるのです。
ミニマリストのメリット2:お金をが勝手に貯まっていく

時間の効果でも説明した通り、
モノがどこにあるかちゃんと把握しているので、
同じモノを二度購入することはありません。
また、必要最低限のモノで暮らしているため、
消耗品以外は、ほとんど買い足しません。
家のモノは、ほとんど一生モノ(頻繁に買い換える必要のないもの。お財布やお皿。)です。
一生モノはほとんど買い替えません。
ミニマリストは、このように買い物もあまりしなくなります。

そして人間関係でも、無駄な飲み会や、
ノリで付き合ってしまう飲み会や遊びもなくなります。
人間関係を見直すことで、この無駄な出費がなくなり、
かなり経済的に効果を持たらしてくれます。

さらにテレビなども要らないため、光熱費も浮きます。
こうして、ちりも積もればなんとやら、
徐々に経済的余裕を実感できるようになります。
僕の兄はやたら遊びにいくので、月の出費がすさまじいです。

対して僕は、行きたい人としか行かないので、
貯金ができています。

一度兄に、どのくらい遊びに使っているのか聞いたら、
月に5万円だそうです。笑
僕は大体1万円以内なので、
その差なんと4万円です。
ミニマリストのメリット3:集中力が爆上がり

部屋に余計なものが無いということは、
視界に入るあらゆる情報をシャットアウトできる
ということです。
人間は知らず知らずのうちに、
目に入るもの全てを勝手に情報処理しているんです。
すると人は集中力を欠き、作業効率が下がってしまいます。
しかし、ミニマリストは余計なものを排除した空間にいるため、
ほとんど視界がクリアな状態に保たれ集中することができます。

なにも家だけではありません。
仕事のデスクもそうです。
きちんと整理整頓され、余計なものがないと、
格段に集中力は上がり、今までかかっていた時間の何倍もの速さで作業が進みます。
実際僕もブログを書いている時、
何もない自分の家でやると、とても効率がよく気持ちいいです。
また、雑念を捨てることができるので、
集中力に限らずリフレッシュなもなります。
ミニマリストになっていくらお金が増えた?

僕は今でこそ趣味がないのですが(強いて言えばブログ)、高校生の頃は映画が好きでよく映画館に行ってました。
それからモノはないけど、服は結構たくさんあったんですよ。
一つの箪笥に収まる量までと決めてはいたものの、欲しい服は買っていました。
ミニマリストになって、お金は3〜4倍に増えました。
それは、娯楽費が減ったからです。
3年前と娯楽費を比べてみた。

大体バイトで10万稼いでいて、月に服を大体6,000円買っていました。
映画は週一で映画館に見に行っていたので、月7,000円は出ていました。
それから友達とのご飯や彼女とのデートで1万円は消えていました。
すると、合計で2万3千円の出費ですね。
↓↓
これがミニマリストになってからは、服は月に0円、映画は映画館で見なくなり0円、友達とのご飯や飲みも無く0円、デートで5,000円。
ミニマリストとなってからは、合計でデート代の5,000円のみ!
その差は1万8千円、約四分の一になりました。
(娯楽費)
今は20歳になって彼女と同棲しているので、生活費はやむを得ませんが、娯楽費はほぼゼロに近いです。
なので、お金を稼ぐのにも余裕ができて、心に平穏が訪れました。笑
まとめ

ミニマリストとは、
自分の必要なモノ、お気に入りのモノを末長く大切に使う人のこと。
ミニマリストのメリットは3つ。
時間・お金・精神の面でおいて、非常に豊かにしてくれます。
娯楽費の削減にも役立ちます。
少しでもミニマムに暮らすためには、まずは片付けから始めましょう。
そして徐々に自分の理想のお部屋へと進んでいきましょう。
誰でもミニマリストとして、豊かになれるに違いありません。

にほんブログ村

にほんブログ村
コメント