ミニマリズムのススメ【仕事・私事・家事を楽にする生き方】
極論、僕はみんながミニマリストになればいいと思っている。
僕の中でミニマリズムは最強だ。
これは、押し付けるとか、強要するとかじゃない。
あなたもあるだろう、これは自分の中で絶対だというものが。
「〇〇ていうYouTuberがマジでやばい!絶対見た方が良い!」
「タピオカ飲めないの?あんな美味しいものを飲まないなんて、人生半分損してるよ。」
そう、これはこれらのような感覚に近い。
「ミニマリズムまじでやばい!絶対使った方が良いよ!」
という、単なる一ミニマリストの、“ススメ”だ。

こんにちは、ミニマリストのみくと(@kataduke_mikuto)です。
僕が今日、この記事を書いているのは、ミニマリズムをススメるためです。

ミニマリズムはすごく良い。
「お前は誰だ」ということで、簡単に自己紹介をさせていただきます。
僕はミニマリスト歴3年の、元潔癖症&捨て魔です。
汚部屋の兄を持ち、よく兄の部屋を片付けていたのがきっかけで、片付けが得意になりました。
そして現在は、高校卒業後の一人旅をきっかけにミニマリストとなり、その魅力を発信しています。
それでは、つまらない話もここまでにして、本題に入っていきましょう。
今日の〈テーマ〉はこれです。
みんなミニマリストに
なればいいじゃん
少なからず、ミニマリズムに興味を持っている方、ミニマリズムを仕事で生かしたい方、ミニマストになりたい方が集まってくれていると思います。
なので、大雑把にまとめて、今回は上記のテーマにしてみました。
適当でめんどくさがりの僕にとって、ミニマリズムは暮らしを楽にしてくれる生き方です。
よくある勘違い

ミニマリストと聞くと、みなさんが思い浮かべるのは、ソファやテレビ、机や椅子すらない暮らしのことですよね。
でも違うんです。ミニマリズムはそれぞれの心に宿るものなのです。
誰かが決めた必要最低限ではなく、自分が決める必要最低限を追求することが、ミニマリズムです。

俺だって、他人から見たら不必要だと思われるモノを、たくさん所有してる。
「あの人は、椅子も机もないけど、クッションがある。でも自分は、デスクでの作業の方が捗るから、クッションはいらないけど椅子と机は必要だな。」→→「でも今の机は大きすぎるし、引き出しも使ってないから、もっと小さい机にしよう。」
こんな具合に、自分の暮らしを見つめ直していき、そこで生まれたミニマルを追求していきましょう。
だから、ミニマリストとはいうものの、実の言うところ、そこに基準があるわけではありません。
テレビを持っているからミニマリストではない、などということはありませんし、テレビを持っている人でもミニマリストの方はいます。
実際、僕は現在彼女と同棲中で、テレビがお部屋にあります。
誰かが決めた基準ではなく、自分の最低限を追求する。
無くしすぎも、ありすぎも良くありません。
ミニマリストにならずとも、ミニマリズムを活用する。

それではそのミニマリズムは、果たしてどんなメリットを僕たちに与えてくれるのでしょうか。
一口にミニマリズムと言っても、使えるところはさまざまです。
別段、モノを一切なくさずとも、その考え方ややり方を真似るだけで、大きな効果が期待できます。
その活用できる例を、少しご紹介しましょう。
デスク
ミニマリズムは、細かなところで言うと、例えばデスクなどにも有効です。
会社のデスク、ご自宅のデスクは片付いていますか?
このデスクにミニマリズムを取り入れると、集中力が増し、仕事が早くなります。
それはなぜかというと、探す時間がないからです。
ビジネスマンの平均的な「探す時間」をご存知ですか?必要な書類、必要なメモ、ペンなどを探しているいわば無駄な時間のことです。
これ、実は150時間だそうです。
これがデスク上でなくなれば、もっとあなたの仕事は早く終わり、すぐに憩いの我が家へ帰れることでしょう。
外出
お出かけの日、あなたや、あなたの家族はバタバタとお家をでていませんか?
ちょっとした慌てふためきも、電車の時間に間に合うか肝を冷やしたり、「あれがないこれがない」と必要なモノがなかなか見つからなかったり、ストレスが溜まることでしょう。
ここも、ミニマリズムの出番です。
もしお部屋に最低限のモノしかおかず、モノが少ないから必要なモノがすぐに取り出せたら、どんなに楽でしょう。
モノが少ないと、どこに何を置いているのかが把握しやすくなります。
そして、お出かけや出勤の際に、すぐに必要なモノを取り出し、準備し、あれやこれやと慌てふためく必要もなくなります。
お子さんのモノも、パートナーのモノも、ご自身のモノも、全てが使いやすい状態にあることを想像してみてください。

あ〜、すごく楽そう…。
そうでしょう?笑
すぐにお家からお出かけができます。
メンタル
必要最低限の暮らしは、雑音を消すことができます。
「お部屋が汚くて安心する」人は一定数いるかもしれませんが、もうキレイにすることを諦めている人が、面倒だからそう考えているということもしばしば。
実際にお部屋が汚いと、落ち着かなかったり、イライラすることがあります。
しかし、モノをおかず、お部屋のキレイが保たれると、自然と気持ちが澄んでいきます。
この効能は、ミニマリズムの効果の中でも、特に良い点です。
整頓され、雑音の少ない空間にいると、精神的に安定をもたらしてくれます。
支出が減る

ミニマリストになると、支出が減ります。
それは単純に、必要とするモノが少なくなり、その分買うことも減るからです。
そして、お部屋がきれいになると、モノの数やストック品の数を把握しやすくなります。
そうすると、二度買いや無駄な買い物を避けることができるのです。
さらに、物理的に周囲のものがなくなると、自分の好きが見えてきます。
その好きを大切にし、尊重することで、他の余計なモノやコトにお金を使わなくなります。
これまで複数の蛇口から出ていたお金が、一つの蛇口からしか出なくなり、その支出額はガクンと減ります。
この金銭的なメリットだけでも、僕はミニマリストになる価値を覚えます。
まずはどうすればいいのか。

ではまず、ミニマリストになるためには、なにからどうすればいいのでしょうか。
それは、まずは何かを一つ、手放してみてください。
「千里の道も一歩から」という言葉もある通り、ミニマルな暮らしも一つからです。
まずは意識的に手放すという行為を、一度でいいからしてみましょう。
お部屋が“汚部屋”の場合
お部屋にモノが溢れ、ゴミが散乱し、いわゆる汚部屋と呼ばれる状態からのスタートは、まずゴミを処理しましょう。
ゴミを捨てることで、大きな一歩となります。
ゴミとは、単純に誰がみてもゴミのことです。
ペットボトルや使用済みティッシュ、汚れすぎたタオルやカップ麺のゴミ、食べ終わりのコンビニ弁当などなど…。
まずはこれらのゴミを処理するのがスタートです。
僕の兄も汚部屋出身で、僕は必ずこれらのゴミを処理することから片付けをスタートさせました。
その後のステップ
一つを手放すことができたら、そこからさらに、今まで自分の必要であったモノを、本当に必要なのか疑ってみましょう。
疑うには、これまでの生活を見直し、片っ端から疑ってみることです。
「テレビって、いるのかな…。」
「まな板って、こんなに必要かな…。」
「このラックに置いてあるモノ、インテリアと合ってるかな?モノを無くせば、ラックもいらないんじゃないかな。」
自分が今まで当たり前に使っていたモノを疑うには、難しいところがあると思いますが、なにも全てを手放さなくてもいいのです。
疑うことで、チャレンジができます。一旦手放し、その生活を体験したり、それに代わる代替品を思いつくかも知れません。
やっぱり必要だったとなれば残す(新たに買う)し、無くても生活できれば御の字です。
また、生活サイクルを知ることができ、自分に適正な量がわかります。
この適正量ってすごく大事で、今後の所有する基準になってくれます。
例えば僕の場合、二日に一回洗濯機を回し、雨の日も考慮し、下着は4着までと決めています。
こうすることで、無駄な買い物を防ぎ、モノを増やすこともなくなります。
お部屋が“汚部屋”の場合(STEP2)
ゴミを捨てたら、今度は本格的に片付けです。
片付けの話をすると、ここからさらに2倍近く長くなってしまうので、割愛しますが、必要な方は下記の記事を参考にしてください。
もっと簡単にミニマリストになる方法

ミニマリストになる方法に、もっと簡単なやり方があります。
今すぐキャリーケースや大きめのカバンを準備してください。
そこに、とりあえず三泊四日分の旅に必要なモノを詰め込んでください。
はい。終了です。
あなたにとって、今入れたモノ以外は、無くても暮らせるモノです。
どうでしょう?意外と必要なモノって少ないでしょう。
ミニマリストにならなくてもいい。

ミニマリストと聞くと、何も無いお部屋を思い浮かべる方が多いのでは無いでしょうか。
実際、ほとんど何も無いお部屋が多いのですが、それは結果論です。
ミニマリストでない方でも、ミニマリズムの考えを使うことで、先ほど言ったような仕事や精神に良い影響をもたらすことができます。
ミニマリストというのは、ミニマリストの規定があるわけでもなく、寝袋で寝るからミニマリストだという基準もありません。
必要最低限は、あなたが決めるラインでいいのです。
なので僕は、みんなミニマリストにはならなくてもいいから、ミニマリストになればいいと思っています。
最後に
この記事を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
僕がミニマリズムという言葉を知ったのは、19歳の頃です。
それから本格的にミニマリストの世界へと足を踏み入れましたが、その効果は絶大でした。
支出は減るわ、ストレスは減るわで、最高です。
しかし、一番感謝しているのは、ミニマリストだということを武器にできたことです。
旅以外にやりたいことがなかった僕が、ブログを始め、好きになり、Twitterで最高の愛しき仲間を手に入れることができました。
僕はミニマリストになって、人生が変わったと言っても、そう大袈裟ではないと感じています。
是非あなたも、ミニマリズムを体験してみてください。
最後の最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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