「本当は手放したいけど、手放せない」思い出のモノを手放す具体的な方法。
思い出のモノを手放すことは、誰にとっても辛いことですよね。
しかし、それがあるが故に、お部屋は片付かず、それによって豊かな暮らしを実現できないのであれば、話は変わってきます。
思い出のモノを手放すタイミングは、いつか必ずやってくるのです。
例えば引っ越しをするとき。
引っ越しなどの節目には、昔のモノを見直す方が多くいるようです。
その際に、いつまでもとっておいたら、残念ながら邪魔になってしまうモノも出てくると思います。
今より狭いお家に引っ越す時などは、特にそうですね。
あとは、生前整理など、最近話題にもなった、高齢の方のお片付け。
さらには子供が自立した後や、一人暮らしをするタイミングなど、思い出のモノを見直す機会はさまざまです。
でも、思い出のモノを手放すことは、なかなか難しいことですよね。
そこで、今回は、思い出のモノを手放す方法をご紹介します。
これを機に、見直してみたいという方は、是非読んでみてください。
思い出のモノを理解する。

まずは思い出のモノに対して、理解をしましょう。
理解すれば、より手放すことが容易になります。
僕らが思い出のモノを残しておく理由、そして捨てられずにいる理由は、
その記憶が、モノに宿っているからです。
楽しい思い出や、自分が何かを成し遂げた時の記憶が、そのモノに定着します。
「それを捨てたら、その思い出まで失くなるのではないか。」
そう思って、捨てられなくなります。
なので、思い出のモノというのは、記憶そのものであると解釈してみてください。
思い出のモノを手放すやり方。

思い出のモノは、記憶そのものだと理解できました。
ならば、その記憶を保存することができれば、問題ないということです。
実際に、今からお伝えする方法で、僕も思い出のモノを手放すことができました。
- 写真を撮る
- 思い出ボックスを作る
写真を撮る。

一つ目は、写真を撮って、手放すという方法です。
写真を撮れば、いつでも見返すことができ、記憶の保存が可能です。
そして、写真であれば、邪魔にもなりません。
スマホでも何でもいいので、カメラでそのモノを撮りましょう。
そしたら、モノにしっかり感謝をして、記憶を思い出のモノから取り出すイメージを行います。
写真に思い出が乗り移ったと思ったら、手放してみましょう。

ゆっくりで大丈夫です。
その場でじっくり思い出を噛み締めてください。
大事なのは、後悔しないこと。
手放せそうになかったら、無理して手放すことはありません。
思い出ボックスを作る。

思い出ボックスというのは、思い出のモノを集めて、一箇所にまとめて収納する箱のことです。
そしてそこに期限を書き、その期間まで一度も開けることなく、必要にならなかったら、手放すという手法です。
要は、自分がそれを本当に必要としているかを試す、テスト期間のようなものです。
少し時間がかかるので、引っ越しなどの時は、引っ越し先でやるのもいいかもしれません。

それでは実際に作ってみましょう。
まずは、箱を用意します。
その箱に、【思い出】などのラベルを貼り、思い出ボックスを作ります。
その思い出ボックスの中に、自分が手放したいけど、なかなか手放せない思い出のモノたちを、しまっていきます。
最後に、しまった日の日付と、期限を書きましょう。
1年間・半年・3ヶ月など、自分が「この期間を過ぎたら手放そう」と思える期間を設けるといいと思います。
この期間中に、自分がまた必要としたり、開けてしまった場合は、手放すことはお勧めしません。
あなたにとって、豊かに暮らすためのモノなので、とっておきましょう。
しかし、期間内に、一度も開けなかったり、思い出さなかったら、手放しましょう。
自分の暮らしに無くても大丈夫だったということです。
こうして期限を設けることで、その期間必要としなかった事実が、気持ちを楽にしてくれます。
まとめ

- 写真を撮る
- 思い出ボックスを作る
写真を撮り、記憶を保存してから、手放す。
思い出ボックスに期限を書き、期限内に開けたり必要としなかった場合、期限を過ぎたら手放す。
これはあなたの人生において、不要なモノを処分するだけであって、不幸にするものではありません。
思い出のモノが、果たして実用性があり、モノとして使っているのか。
ただあなたの執着によって残されているだけなのかも、考えてみるといいかもしれません。
いままで手放せなかったのは、やり方を知らないからです。
本当は手放したかった思い出のモノと、さようならを告げることができれば、
きっと心の片隅にあった埃もとれて、豊かになります。
-
あらゆるモノが手放せる『手放し方の教科書』
全てが手放せる。ミニマリストのモノの手放し方 こんにちは、ミニマリストのみくとです。 片付けの際、一番初めに必要となるのは、収納ではなく、“手放す行為”ですよね。 そして、ミニマルに暮らすための出発点でもあります。 売る […]
-
男性ミニマリストの春服3着。悩み多き春服を攻略する3つのポイント。
男性ミニマリストの春服3着。悩み多き春服を攻略する3つのポイント。 春服って、暖かくもあるけど、少し冬の寒さも残っていて、秋と同様に“服装に困る季節”ですよね。 僕がアパレルをやっていた頃も、やはり春服で悩まれる方は多く […]
-
観葉植物のガジュマルちゃんをミニマリストのお家にお迎えしたよ。
観葉植物のガジュマルちゃんをミニマリストのお家にお迎えしたよ。 こんにちは、ミニマリストのみくとです。 この前ふと植物屋さんに入り、ふっと目についた植物がいました。 もともとその植物はお家に迎えようと思っていたのですが、 […]

にほんブログ村

コメント