片付け苦手でも作れる!使いやすい収納の作り方⑤STEP

こんにちは、整理収納アドバイザーのみくとです。
今回は、使いやすい収納の作り方として、5つのSTEPに分けて解説していきます。
モノを上手く収納することができない方、モノをどこにしまったら良いか分からない方、片付けが苦手な方のために、わかりやすく誰でも収納を作ることができるように書きました。
ぜひ最後まで読んで、収納の作り方をマスターしていってください。
収納の作り方。
使いやすい収納方法。

お片付け初心者の方におすすめだよ!
収納を作る前にすること。

まず収納を作るということは、お部屋のモノを整理していく必要があります。
収納は、不要なモノを詰めておくガラクタの倉庫ではなく、必要なモノをいつでも取り出せるようにしておく場所作りです。
ですので、お部屋の中に、使わないモノやゴミが溢れていては、必要なモノをうまく収納することはできません。

収納のやり方だけ知りたい方は、次の章からお読みください。
収納の作り方⑤STEP
STEP1:それを使う場所に作る。

まずは、そのモノを使う場所に収納するよう決めます。
例えば、裁縫道具などは寝室で使ってるとすれば寝室に収納します。おもちゃをテレビの前のリビングでいつも遊んでいるのであれば、テレビの周辺にしまうのがいいでしょう。
といった具合に、収納しようとしているモノをどこで一番使うのか、どこにしまうと一番取り出しやすいのかを考え、場所を決めます。

場所を決めるだけで簡単に見えるけど、
案外収納場所を決めるのって難しいです。
STEP2:収納スペースの80%で収まる量にする。

次に、収納は80%までにします。もしこれ以上の量を収納したい場合は、もっと余裕のある収納スペースに移動させるか、収納の拡張をします。
ただ、これはあまりおすすめはしていません。収納スペースを拡張すると、違うところでも収納スペースを拡張していき、やがてモノだらけになってしまうからです。
収納を80%にする意味は、以下の3点が理由です。
- モノが増えた時に対応できる。
- 20%の余白が取り出しやすさを生み出してくれる。
- 収納スペースに合わせて、自分で物量をントロールすることができる。

どこの家にも、モノを持てる限界は存在します。
お家の中の収納にも限界があるので、よくよく考えてモノの量をコントロールしましょう。
STEP3:使用頻度で高さ奥行きを決める。

量を決めたら、次は使用頻度で収納の奥行きや高さを決めます。これは、収納場所自体にも言えることですが、収納の中身でも言えることです。

図のように、そもそも収納する場所は、どの高さや奥行きがいいのか、それにその箱の中でもどうモノを入れていくかは重要です。
とくに救急箱などは、絆創膏が上の方にあったり、あまり使わない包帯やテーピングは下の方に収納しますよね。そんな感じで使用頻度別で配置を考えていきます。
- 使いやすい手前・腰の高さ。
例)下駄箱の上や、洗濯機の上など、モノを頻繁に置く経験はないだろうか。いわゆるその高さが使いやすい高さ。
- 普通下段・腰の高さで奥。
例)物入れの中段の奥側。食器棚の下、屈まないと取れない場所。タンスの下段にあるズボンを取るのに、少し面倒くささを覚えた経験はないだろうか。
- 取りにくい奥・手を伸ばさないといけない高さ。
例)食器棚の上のたこ焼き器や、クローゼットの上の方にしまってあるオフシーズンの衣類。だれでも取り出しにくかった経験はないだろうか。


よく使うものは手前に。
あまり使わないモノは奥に、だね。
STEP4:四角く区切る。

続いては実際に収納場所にモノをしまっていくのですが、ここで大事なのが四角く区切ること。
たまに丸い収納用品や、少し変わった形の収納用品などを使う方がいますが、それはそもそもモノがない人や上級者の人向け。
通常は四角い収納用品を使います。


丸い収納用品を使うと、周囲に余分なスペースができてしまいます。
そのスペースを使えないのは、すごく勿体無い。
また、収納のためのラックやタンス、シェルフなども四角くてしまいやすそうなのを選ぶと良いでしょう。
丸を置いた時、四隅のスペースがもったいない。
重ねたり、積んでいくことができない。
スペースを有効活用できる。
重ねたり、積んでいくことができる。
STEP5:あくまで使いやすく。

と、ここまで収納の作り方を具体的にお伝えしてきましたが、最後にもうワンステップ。
収納を考え、片付けることができても、それを実際に使ってみて、使いにくいようであれば見直していきましょう。
あくまで収納とは、使うモノを使いやすくしまうことです。
つまり、「使いやすい」が正義です。

これが鉄則です。
1、それを使う場所に作る。
2、収納スペースの80%で収まる量にする。
3、四角く区切る。
4、使用頻度で高さ奥行きを決める。
今紹介した収納の作り方は、どのSTEPでも使いやすい収納にするためのSTEPです。
ただ、どこかを間違えている場合があります。収納を100%でぎゅうぎゅうにしてしまって取り出しにくかったり、使用頻度で分けていなかったり、そもそもそれを使わない場所に収納してしまってるかもしれません。
収納が完成しても、今一度、見直すことも必要です。
まとめ

この5STEPの通りにモノを収納すれば、誰でも使いやすくきれいな収納になります。
片付けが苦手で手が止まっているあなたも、まだ片付け途中のあなたも、これでしっかりとモノを使いやすい場所に収めることができますので、ぜひ今日から試してください!
それでは、この記事が役に立ったと思ってくれた方は、記事を誰かに紹介したり、ブックマークでいつでも読めるようにしてくれると嬉しいです。
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